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2010年 11月 18日
この間の日曜日、東京でWomen's Health Forumという研究会があり、久々に勉強してきた。特にOC(低容量ピル)とHPVワクチンについての話題であった。
OCは最近かなり普及してきたが、いまだに欧米のレベルに達せず、もっと産婦人科医の努力が必要なようである。副効用(月経痛の改善、子宮体がんや卵巣がんになりにくい....など)をもっとアピールすることが重要であろう。 興味あったのは「OCからOGへ」という演題であった。OGとはoffice gynecologyの略で造語である。女性の生涯の健康をまもるため、お産を捨てて、思春期から成熟期、更年期までの管理をする婦人科開業医とでも訳そうか?性教育をし、OCを処方し、性病をチェックし、がん検診をし、HPVワクチンをうつ。それを生業(なりわい)にしているいわゆるOGの先生方のパワーを感じた。 お産が好きな私が、もし今後OGとして生きるには、相当の覚悟が必要であろう。
by sugiura_clinic
| 2010-11-18 16:04
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