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2002年 03月 24日
妊婦の食事と関係分からず
妊娠中に卵などを避けると生まれてくる子がアトピーになりにくいのか?という質問を受けることがある。 これは大変むずかしい問題で、昔から多くの研究がされている。 ある有名な先生が、第一子が食物アレルギー、アトピー性皮膚炎の場合、第二子の妊娠中に母親が卵を食べないと第二子の発病率が減るという発表をしたことがある。この後多くの追試がされたにもかかわらず、妊娠中の除去によってアレルギーを予防することはできないという逆の結論しかでなかった。 卵や牛乳を除去する方法も二通りで、アトピーの体質をもつお母さんは妊娠の最初から最後まで、卵、牛乳、大豆などを除去すべきだという意見と、妊娠の後半、8ヶ月以降にのみ除去すべきだという意見がある。 このように、関係ないという意見から、妊娠全期間を通じて除去すべきという意見や、妊娠後半だけでよいという意見まで、学者によって様々であり一定していないのが事実である。 よく考えれば子供のアトピーをなくするため妊娠中にお母さんが卵や牛乳を避けると言っても、普段食べているパンにだって、少しは含まれており、現代の食生活で完璧にさける事はむずかしい。だから中途半端に卵や牛乳を止めてもあまり意味が無いのかも知れない。 かといって、アトピー体質のひとは卵や牛乳を多くとるのもおすすめはできない。卵ならせいぜい1個、牛乳なら400ccまでに抑えた方が、子供はアトピーになりにくいだろうと言われている。卵好きの私にはちょっと耐えられない。
by sugiura_clinic
| 2002-03-24 15:09
| コラム
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