LINK
カテゴリ
以前の記事
2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2002年 12月 2002年 11月 2002年 10月 2002年 09月 2002年 08月 2002年 07月 2002年 06月 2002年 05月 2002年 04月 2002年 03月 2002年 02月 2002年 01月 2001年 12月 2001年 11月 2001年 10月 2001年 09月 2001年 08月 2001年 07月 2001年 06月 2001年 05月 2001年 04月 2001年 03月 2001年 02月 2001年 01月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2001年 02月 27日
毛あれば所構わず感染
「しらみ」は終戦直後のものと思っていたが、今でも時々お目にかかる。しらみは、頭髪につくやつと陰毛につくエッチなやつがいて、昔はちゃんと自分の領分をわきまえて、頭髪につくタイプは陰毛にはつかなかったものだ。ところが今では、毛のあるところはどこにでも感染するようだ。 私の友人でかなり毛深い医者がいた。彼がシラミの患者を診察していたら、いきなりシラミが眉に飛んで(?)きてそれっきり行方不明になり、しばらくして全身にシラミが繁殖してひどい目にあったという話を聞いたことがある。 産婦人科へは「外陰部の強いかゆみ」を訴えて受診する。目をこらして陰毛のあたりを観察すると毛じらみがへばりついているのが発見される。時には毛根に卵を見つけることもある。顕微鏡で観察すると、これがまたけっこう愛嬌のある顔をしているのである。見ているとこっちまでむずむずしてくる。 毛じらみは性感染症の一つで性行為で感染することが最も多い。風俗でもらってくることもあるらしい。シーツや下着などからも感染することがある。 昔はDDTが治療に用いられたが、今では水銀が入っているという理由で使われない。それでもちゃんと良い薬が市販されているので、感染したら恥ずかしがらず、専門医に相談して早くなおす事である。下手をすると、あちこちに感染し迷惑をかけることになる。 なぜか、一時暴走族に多いという話しを聞いたことがあったが、事実かどうかは不明である。
by sugiura_clinic
| 2001-02-27 13:10
| コラム
|
ファン申請 |
||