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2001年 03月 18日
母親となる自覚を持って
いまでは産科の診察に超音波検査は欠かせない。超音波診断装置はこの二十数年の間に発達してきたものである。昔は解像力も悪く、静止画像であったが、それなりに役に立っていた。しばらくして赤ちゃんの動きがリアルタイムで映し出されるようになった。初めて胎児が動いているのを見た時の感激は今でも忘れない。お腹の赤ちゃんが何をしているか?異常はないか?大きさはどうか?など、超音波検査は重要な情報を私達に与えてくれる。 妊婦検診では全員に超音波検査を行い、ビデオテープに録画してあげることにしている。結構喜ばれ、楽しみにしている御主人が多いそうである。お里へ持っていって御両親にみせることもあるらしい。 たまにこちらの操作が失敗して、映っていなかったり、変な音声が入っていて怒られたりもする。先日はなぜかテレビの西部警察の音声が入っていて文句を言われてしまった。記念に残るものであるから当然である。 テープには「私の赤ちゃん」とか「○○ちゃんの記録」とかいろいろの題名で、様々の工夫をこらしたデザインが施されており、とても大切にしている人が多い。 いずれにせよ、目的はお母さんに母親となる自覚をもってもらうこと、家族もお母さんのお腹の中に赤ちゃんがいることをテープをみることによって実感し、既に家族の一員であることを認識することにある。 昨年、中学校の性教育の講演で、このテープを使って子供達にみせたところ、大きな反響があった。子供達に命の尊さを教えるには絶好の教材である。
by sugiura_clinic
| 2001-03-18 13:19
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