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2001年 03月 30日
妊娠してお腹が大きくなってくると、身体には色々の変化が現れる。そのなかの一つに妊娠線がある。妊娠線とは急激にお腹が大きくなると皮膚の伸びがついていけず、たてにひびわれのような線がいくつも出てくるのを言う。痩せてるひとが急に太ったり、逆に太っている人が急に痩せたりするとお尻や太ももに透明はひび割れのような線ができるが、それと良く似ている。初めてでるのを新妊娠線と呼び、赤くみみずばれのようになる。産後は白く薄くなり旧妊娠線と呼ぶ。 知らぬうちに、お腹だけではなく急激に脂肪のついてしまったバストやお尻などにもでることがある。
ただし、最近の若い人には昔ほど妊娠線ができなくなった傾向がある。体質が変わってきたのだろうか? 必ずしもすべてのひとに出るわけでも無く、太っている、痩せているというのは関係が無い。スポーツをしていると出にくいわけでもない。残念ながら体質なのである。 一度できた妊娠線は決して消える事は無く、子供を産んだ証拠として厳然として残る。ある意味では女性の勲章とも言える。 しかし予防法はある。最近は効果的なクリームがあるので、妊娠線のできないうちに、毎日一生懸命擦り込むのである。クリームは薬局か産婦人科にあるので相談して求めればよい。擦り込むのは御主人に頼むのが良い。風呂上がりに心をこめて「妊娠線出るな、出るな」と念じながらお腹全体にクリームを擦り込んで、優しくマッサージしてもらおう。かなり効果的である。妊娠中における、御主人とのよいスキンシップにもなり楽しい一時にもなるだろう。
by sugiura_clinic
| 2001-03-30 13:24
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