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2001年 06月 05日
性風俗の乱れで広がり
妙なことに最近、淋病が流行ってきたようなので要注意である。淋病は昔から性感染症(STD)の一つとして有名であったが、しばらく鳴りをひそめていた。戦時中や戦後はよく淋しい病気として有名だったようだが、もちろん私達の年代ではあまり縁がないSTDであった。こういう病気が再びはやりだすということは、今の時代の性風俗がかなり乱れてきたことを意味している。 淋病は男性ならば排尿時に激痛があり、膿様の分泌物が尿道口から出てくる。女性ならば尿道に感染すれば、排尿痛もあるが、主に膣に感染するので膣の中の帯下(たいげ、おりもの)が増加する。しかも菌は膣から子宮へ行き、卵管を経由して腹腔にまで到達し、腹膜炎を起こすこともよくある。 だいぶ前のことだが、沖縄の産婦人科の先生が金沢で講演されたとき、そのころ沖縄では非常に淋病が流行していて、若い女性で帯下が増加し、下腹部痛があって受診すればまず淋病を疑って間違い無いとおっしゃっていた。その頃、私は「石川県ではそんなことないな」と思いながら聞いていたが、現実に身近になってきてしまっったようである。 STDは当然、性行為で感染するので、男性か女性、いずれかが感染した場合は、必ず両方とも治療しなければならない。そうなるとどちらが悪いという問題に発展し、夫婦だと離婚問題にまで発展することがある。「この病気はSEX以外でもうつることがあるんですよ」と言ってあげれば丸くおさまって、大事にならずに済むかもしれないが、私はなかなかウソをつけない人なので困る。やはり正直にどちらかが「ごめんなさい!遊んじゃいました」と謝るしかないだろう。 今は、他にクラミディアというSTDも、富士の裾野のように世の中に広く蔓延してきたので、これについては後日改めて述べたいと思う。とにかく(特に世の男性は)こんな恐い時代だということをよく認識して欲しい。
by sugiura_clinic
| 2001-06-05 13:46
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