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2002年 02月 20日
心配するのは意外に親だけ
1月1日から4月1日までに生まれた子を「早生まれ」と呼ぶ。なぜ3月31日までではなく4月1日までなのか?というと、これは法律で決まっているのだ。 民法143条によると、誕生日の前日で満年齢になるのである。だから4月1日うまれの子はその前日の3月31日で満6才になる。学校教育法第22条によれば「満6才に達した翌日以降における最初の学年の新学期(4月1日)をもって、小学校の就学が始まる」とあるので、4月1日生まれの子は早生まれ扱いとなって小学校1年生になる。4月2日生まれだと、4月1日で満6才になるので、翌年の4月1日に入学となる。というのが法律的な理由であるが、わかっただろうか? いずれにせよ、この頃に分娩予定日のひとは皆、ドキドキ心配する。確かに4月1日生まれと4月2日生まれで1日違うだけで学年が1年違うのだから子供にとっては一大事であろう。小さい頃はからだの大きさも違うし、早生まれの子は場合によっては、1年違う子と一緒に教育を受けなければいけないのだから、少々たいへんである。しかし考えようによれば一年早く教育を受けることができるのだから得といえば得である。受験で、もし浪人しても1年の余裕があるというものだ。 ちなみに私は3月生まれで早生まれである。しかし学校時代を通じてそれを意識したことは無い。もともと小柄であったが、自分より大きな子にコンプレックスは無かった。こうしてみると意外に早生まれを意識して心配しているのは親だけかも知れない。 4月2日以降に生まれるかどうかはその子の運命である。だからできるだけこの頃のお産は自然にまかせることにしている。
by sugiura_clinic
| 2002-02-20 14:54
| コラム
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