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2010年 01月 27日
子供の名前の付け方に、最近は独特の傾向がある。具体的な例は差しさわりがあるので、あげられないが個性的といえば個性的であるし、親が考えてつけたわけであるから文句は言えない。
まず漢字の使い方に特徴がある。漢字のイメージと言うか、見た目重視である。意味はあまり問題にしない。”愛”とか”悠”とか皇室で使われた漢字もあまり関係ない。しかも読み方が独特である。昔、暴走族が”夜露四苦(よろしく)”などという旗をなびかせていた頃の、あののりである。 児の一ヶ月検診にこられたときに、この子は何て名前になったのかな?と見てみると正確に読めないことが半分以上である。たまたま読めそうなとき、うれしくなって○ ○ちゃんていうのかな?というと、即母親にバカにしたようにたしなめられる。私の漢字の実力(当用漢字)では読めないことが多い。これじゃ、小学校へあがったら先生方は困るだろう。全員、よみがなをつけなければいけないだろう。 この傾向は、多分少子化が始まった頃からだと思う。少ない子供一人ひとりを、大事に、大事に育てる、いわゆるナンバーワンではなく、オンリーワンの人間に育てたいという意識のあらわれではないか?だから、あの俳優が素敵だからその名をつけようとか、 昔付き合った女性が可愛いかったからその名をつけるということをあまり好まないようである。この子は世の中に一人しかいない、オンリーワンだ!という気持ちであろう。 昔はたくさんの子供をつくったので、一郎、二郎、三郎......とか幸一(私のことだ)、幸二.......などシリーズものが多かった。私は、古い人間なので、子供たちのなまえはシリーズものにしている(申し訳ない....) 以前、悪魔ちゃんというユニークな名前を申請して、物議をかもしたひとがいたが、今だったら、全然問題なく受け入れられるかもしれない。 漢字は今ブームだが、正しい使い方、正しい意味をもう一度勉強しなおしてみてはいかがでしょうか?と思っているのは私たち古い人間だけかもしれない。
by sugiura_clinic
| 2010-01-27 11:26
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